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2008年10月05日

反中国の大統領が誕生?

アフリカ南部ザンビアのムワナワサ大統領が8月に急死しました。
そこで、ザンビアでは大統領選が今月30日に行われます。
選挙戦では、激しい中国批判で知られる野党・愛国戦線のサタ党首(写真)が
与党候補と互角の戦いを演じています。


元々中国とザンビアは密接な関係にあります。
朱鎔基・前首相や李鵬・元全人代常務委員長もかつて訪問しています。
にも拘らず、中国批判をする野党が与党と互角の勝負をしている。
何故でしょうか?この理由は銅にあります。


ザンビアは世界でも有数の鉱物資源国家。
中でも銅は、日本の10円硬貨にも使用されています。
この銅鉱山の事業に中国が進出してきたのです。
中国有色金属建設股フェン有限公司(NFC)は、
北部にあるチャンビシ銅山の開発をザンビア企業と共同で行いました。
銅精錬量は年間11万トンを超えています。
チャンビシは一度閉山した鉱山。
これを復活させたので、2005年にムワナワサ大統領は、
NFCのザンビアにおけるビジネス展開を称賛しました。


野党としては面白くはなかったようです。
2006年、当時の大統領選でサタ党首は、
「私が当選したら中国資本を追い出す」
「我々は金を払って中国企業に鉄道や道路を建設してもらっているが、
中国に借りを作るべきではない」
と中国を非難する発言を連発しています。


これが最近になって国民に支持されてきている。
銅山へ中国が進出してくれば中国人労働者も多くやってきます。
中国により事業は拡大してはいるものの、
利益の多くを彼らに持っていかれていると感じている事が原因でしょう。
サタ候補は今回の選挙でも、
「私が当選したら中国資本を追い出す」を公約としています。


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